◎はじめに
「お腹に赤いポツポツが出ている」「熱が出てきたと思ったら、全身に水ぶくれが広がった」……。お子様にそんな変化が見られたら、それは「水ぼうそう(水痘)」かもしれません。
現在は予防接種のおかげで重症化するお子様は劇的に減りましたが、それでも強い感染力を持つため、集団生活を送る上では注意が必要です。五反野皮ふ・こどもクリニックでは、お子様の辛いかゆみを和らげる治療はもちろん、周囲への感染拡大を防ぐためのアドバイスや、跡を残さないための丁寧なスキンケア指導を行っております。
◎「水ぼうそう(水痘)とは?」
水ぼうそうとは、「水痘・帯状疱疹ウイルス」に初めて感染することで発症する感染症です。
非常に感染力が強く、空気感染でうつります。一度かかると終生免疫が得られますが、治った後もウイルスは体内の神経節に潜伏し続け、大人になってから「帯状疱疹」として再活性化することがあります。
◎「症状の特徴」
水ぼうそうの症状は、以下のような経過をたどります。
また、予防接種を行っていない場合は 発熱とともに全身に数百個の発疹が出ますが、予防接種を行っている場合は修飾水痘(しゅうしょくすいとう)といって、発疹の数が非常に少なく、熱も出ないことが多いため、ただの虫刺されや湿疹と見分けがつかないことがあります。しかし、周囲への感染力は持っているため注意が必要です。
◎「水ぼうそうの感染経路」
◎「水ぼうそうの発生部位ごとの特徴」
◎「水ぼうそうの合併症」
多くは自然に治りますが、稀に以下のような合併症が起こります。
◎「水ぼうそうの症状を和らげるために自分でできる対処法は?」
◎「受診をした方が良い場合は?」
水ぼうそうが疑われる場合は受診が必要ですが、感染力が強いため必ず事前にクリニックへお電話ください。
また、以下の症状を伴う場合は
◎「どのような検査が必要で、何を調べる?」
◎「どのような診断と治療が行われるの?」
◎「登園・登校の基準」
水ぼうそうは、学校保健安全法により「すべての発疹が痂皮(かさぶた)化するまで」は出席停止となります。一部でもまだジュクジュクした水ぶくれが残っている間は、感染させる可能性があるため登園・登校はできません。当院で状態を確認し、登園許可証の発行を行います。
◎「最後に…」
定期接種の導入により、以前のような大規模な流行は少なくなりました。しかし、かかってしまった際のお子様の不快感や、跡が残ってしまうことへの心配は、今も昔も変わりません。
五反野皮ふ・こどもクリニックでは、お子様が一日も早く元気に集団生活に戻れるよう、適切な診断と、将来に跡を残さないための丁寧なスキンケア指導を心がけております。また、まだ2回のワクチン接種がお済みでないお子様への接種相談も随時承っております。気になる症状があれば、まずはお電話でご相談ください。