皮膚の痛みは、ヒリヒリ、ズキズキ、チクチク、焼けるような感覚など多様です。
これらの痛みの感じ方は「痛みの原因」によって異なります。
例えば、帯状疱疹では神経に沿ったピリピリとした痛みが特徴的です。
皮膚の痛みの主な原因には、炎症、感染症、外傷、アレルギー反応、神経障害などがあります。
例えば、湿疹や接触皮膚炎は炎症に伴う痛みを引き起こし、帯状疱疹はウイルス感染による神経痛をもたらします。
皮膚の痛みは急性痛と慢性痛に分けられます。
急性痛は怪我や急な炎症に伴う一時的な痛みです。
慢性痛は数ヶ月以上続く場合で、神経障害など複雑な原因が関係することがあります。
皮膚のどの層で痛みが起きているかによって、痛みの質も変わります。
・表皮の痛みはヒリヒリやチクチクした感覚が多いです。
・真皮や皮下組織の痛みは鈍いズキズキ感が特徴です。
・神経が原因の場合はピリピリや焼けるような激しい痛みが生じます。
・帯状疱疹および帯状疱疹後神経痛
・蜂窩織炎(細菌感染)
・火傷や凍傷
・患部を清潔に保つこと
・適切な保湿ケアを行うこと
・炎症がある場合は冷湿布などで冷やすこと
・刺激物を避け、かきむしらないように注意すること
・十分な休息と睡眠をとること
強い痛みが続く場合
発疹や水ぶくれが広がる場合
発熱など全身症状がある場合
自己ケアで改善しない場合
日常生活に支障が出るほどの痛みがある場合
・視診・触診で皮膚の状態を確認します。
・細菌・真菌培養検査を行います。
・血液検査で炎症や免疫反応を調べます。
・画像診断(必要に応じて)を行います。
・問診・検査結果から総合的に診断します。
・抗炎症薬や抗菌薬、抗ウイルス薬、鎮痛薬の処方を行います。
・軟膏やクリームによる外用療法があります。
・神経障害性疼痛には注射による神経ブロックを用いることもあります。
・生活指導やセルフケアのアドバイスも行います。
痛みの強さや性質、発症状況を詳しくお伺いします。
皮膚を直接観察し、必要に応じて写真撮影します。
必要な検査を行い、適切な治療を提案します。
~~監修 医療法人社団 俊爽会 理事長 小林俊一~~