赤みは、皮膚の血管が拡張して血液の量が増えることで生じます。
見た目だけでなく、かゆみやヒリヒリ感などの不快な症状を伴うこともあります。
赤みは一時的に出ることもあれば、慢性的に続くこともあります。
赤みの範囲や色調、症状の程度は個人差が大きく、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。
寒暖差や気温の急な変化、アルコールの摂取、香辛料などの刺激物、ストレスによる自律神経の乱れなど、さまざまな原因で赤みが生じます。また、皮膚の乾燥やバリア機能の低下による炎症反応も関与します。
赤みには、一時的なものと慢性的なものがあります。
・一時的な赤み:運動や入浴後、温度変化による赤みなど
・慢性的な赤み:炎症や血管拡張による赤み
・局所的な赤み:ニキビや湿疹など、特定の部位に見られる赤み
赤みは顔だけでなく、首やデコルテ、腕、脚などにも生じます。
顔は毛細血管が豊富で、特に頬や鼻周辺に赤みが出やすいです。
首やデコルテは紫外線や摩擦の影響を受けやすく、赤みが目立つことがございます。
腕や脚では、乾燥やアレルギー反応で赤みが現れることが多いです。
赤みの対策として大切なのは、保湿ケアです。以下の成分は、肌の潤いを保ち、バリア機能を補う働きがございます。
・ヒアルロン酸:水分を抱え込み、肌をしっとり保ちます。
・セラミド:角質層のバリア機能を高め、外部刺激から守ります。
これらの成分を含むスキンケア製品を選ぶことが、赤みのケアにつながります。
赤みの背景には、いくつかの疾患が隠れていることがあります。
・酒さ(しゅさ):顔の赤みやほてり、ニキビ様の発疹が出ることがあります。
・アトピー性皮膚炎:皮膚のバリア機能低下により、赤みやかゆみが出ます。
・脂漏性皮膚炎:皮脂の多い部分に赤みやかゆみが生じます。
・接触皮膚炎:アレルゲンや刺激物によって赤みやかゆみが出現します。
・蕁麻疹:急な赤みやかゆみ、膨疹が見られることがあります。
まずは肌に優しい保湿ケアを続けることが大切です。紫外線対策として日焼け止めを使用し、
また、ストレス管理やバランスの良い食生活も、赤みの緩和に役立ちます。
赤みが長期間続く場合や、かゆみや痛みを伴う場合、赤みの範囲が広がる場合は、皮膚科の受診をおすすめします。
診察時には赤みの経過や生活習慣をお伺いし、皮膚の状態を詳しく診察します。
必要に応じてアレルギー検査や血液検査を行い、原因を探ります。
診断はお話や診察を総合的に判断し、必要に応じて外用薬や内服薬を処方します。赤みの背景疾患がある場合は、その治療を優先し、スキンケアのアドバイスも行います。
診察では、まず赤みの出方や経過をしっかりお伺いし、患者様のご不安を和らげられるように努めます。お気軽にご相談ください。
~~監修 医療法人社団 俊爽会 理事長 小林俊一~~