
主な症状には以下のようなものがあります。
・排便の際に強くいきむ
・便が硬くてコロコロしている
・おなかが張って苦しそう
・便を我慢する様子がある
・排便後におしりが切れて痛がる、血が付く
・便が漏れてしまう
・食欲が減ってしまう
・離乳食開始に伴う食事内容の変化
・食物繊維の不足
・運動不足
・排便の我慢(トイレに行きたくない、痛い経験がある)
・生活リズムの乱れ(朝食を抜く、睡眠不足)
・トイレトレーニングへのプレッシャー
・心理的要因(保育園・幼稚園、家庭内の環境など)
・一過性便秘症:旅行や環境変化、胃腸炎後などで一時的に発生します。
・機能性便秘症:多くの子どもにみられる、明確な病気がない便秘です。生活習慣や排便の我慢が原因です。
・器質性便秘:腸や神経の異常が原因となる便秘。ヒルシュスプルング病などが代表的で、専門的な検査が必要です。
・ヒルシュスプルング病(先天的に腸の神経が欠如もしくは少ない)
・潜在性二分脊椎症
・甲状腺機能低下症
・糖尿病や代謝疾患
・神経性食欲不振症
これらの病気が原因の場合には、便秘以外にも体重の増加不良や元気がないなどの症状を伴うことが多いです。
・水分をしっかりとる
・朝食を毎日食べて腸の動きを促す
・食物繊維の多い食事(野菜、果物、海藻など)
・適度な運動
・毎日決まった時間にトイレに座る習慣(出なくてもよい)
特に朝食後のトイレタイムを習慣化すると効果的です。
また、おしりが切れて痛い場合には、便を柔らかくする薬の併用が必要です。
・便秘が2週間以上続いている
・排便時に毎回強い痛みがある
・便に血が混ざることがある
・便がとても大きくて硬い
・おなかが張って痛い、吐いてしまう
・食欲が減る
・便の回数はあるがすっきりしない
・便が漏れてしまうことがある
・排便の頻度や便の状態の確認
・生活習慣、食事内容の聞き取り
・便を我慢している様子がないか
・おなかの張りや痛みの有無の確認
・肛門の診察(必要に応じて)
・腹部レントゲン検査:腸内のガスや便の溜まり具合を確認します
・血液検査:甲状腺や代謝の異常の確認
診察では、お子様本人だけでなく、ご家族のお話も重要な情報源となります。
・生活習慣の見直し
・便を柔らかくする薬(ポリエチレングリコール、酸化マグネシウム、ラクツロースなど)
・腸の動きを助ける薬
・浣腸や座薬の使用(急性期や詰まりが強いとき)
薬のみではなく、生活習慣との両立がとても重要です。
器質的疾患が見つかれば、それに応じた専門的な治療が必要です。
~~監修 医療法人社団 俊爽会 理事長 小林俊一~~