
咽頭痛とは、のどの奥にある咽頭部に炎症が起こり、違和感や痛みがある状態を指します。食事や会話がしづらくなることもあり、お子様にとってはつらい症状です。
・のどがヒリヒリ・イガイガする
・飲み込むと痛い、食べ物や飲み物がしみる
・声がかすれる
・咳や鼻水、発熱を伴うことがある
特に、食事や水分摂取が困難になる場合は注意が必要です。
・ウイルス感染(風邪、インフルエンザ、アデノウイルス感染症、手足口病など)
・細菌感染(溶連菌など)
・乾燥やアレルギー反応
・声の出し過ぎや喫煙(思春期以降)
特に、ウイルス感染が原因の場合が多く、自然に回復することが一般的です。
・上咽頭の炎症:鼻水や鼻づまりを伴うことが多い
・中咽頭の炎症:のどの痛みや発熱
・ 下咽頭の炎症:声のかすれや咳が特徴
・風邪(ウイルス性咽頭炎):発熱、咳、鼻水、のどの赤み。比較的軽症で自然に治ることが多い。
・インフルエンザ感染症:急な高熱、筋肉痛、咳、鼻水。抗インフルエンザ薬による治療が可能。
・アデノウイルス感染症:5-7日間続く高熱。目の充血を伴うことも。
・溶連菌感染症:急な高熱、のどの強い痛み。体に発疹が出ることも。抗生剤治療が必要。
・手足口病、ヘルパンギーナ:唇や口の中に複数個の口内炎。手のひらや足のうらにも発疹が出現。
・扁桃炎:のどの強い痛み、高熱、扁桃腺の腫れや白い膿。飲み込みづらさが強い。首のリンパ節が腫れることも。
・アレルギー性鼻炎:かゆみや違和感、咳。花粉やダニなどが原因。
・異物(魚の骨など):痛みの場所がはっきりしていて、飲み込むときに強く痛む。
・水分をこまめに摂る
・加湿器を使用して室内の湿度を保つ
・ゼリー、プリン、ヨーグルト、おかゆなどの刺激が少ないものを食べる
・十分な睡眠と休息をとる
これらの対処法により、症状の緩和が期待できます。
・高熱が続く(38.5℃以上)
・のどの痛みが強く、食事や水分が摂れない
・呼吸が苦しい、息がゼーゼー・ヒューヒューしている
・口が開けづらい
・発疹や首のリンパ節の腫れを伴う
・咽頭の視診や聴診
・インフルエンザや溶連菌の迅速検査
・血液検査(炎症の程度や感染症について調べます)
・画像検査(膿瘍や異物が疑われる場合には、大きな病院でレントゲンやCT検査を行うこともあります)
・ウイルス性の場合:対症療法(解熱剤、鎮痛薬など)で自然に治ることが多いです。
・細菌性の場合(溶連菌や扁桃炎など):抗生物質を使用します。きちんと飲み切ることが大切です。重症例では入院や外科的処置が必要なこともあります。
・異物の場合:取り除く処置を行います。
・咽頭の赤みや腫れの確認
・扁桃腺の腫れや白苔の有無
・首のリンパ節の触診
・呼吸の状態や発熱の確認
症状や経過について、保護者の方から詳しくお話を伺います。
☆当院でも予防接種を行っておりますのでお気軽にお声掛けください。
※このブログは一般的な情報提供を目的としています。個々の症状については必ず医師にご相談ください。
~~監修 医療法人社団 俊爽会 理事長 小林俊一~~