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当院では、2026年度の新型コロナワクチンとして「ヌバキソビッド®」の接種を行います。
2026/27シーズンのヌバキソビッド®は、オミクロン株XFGに対応した組換えタンパクワクチンです。
mRNAを使用しない、新型コロナワクチンという選択肢です。
>ヌバキソビッド®の特徴
1.mRNAを使わないタイプの新型コロナワクチンです
ヌバキソビッド®は、mRNAワクチンとは異なる「組換えタンパクワクチン」です。
・mRNAとは?
mRNA(メッセンジャーRNA)は、体内でタンパク質を作るための情報を伝える物質です。mRNAワクチンでは、抗原タンパク質を作るための情報を持つmRNAを接種し、その情報をもとに体内で抗原タンパク質を作ることで免疫反応を起こします。
一方、ヌバキソビッド®はmRNAを使用せず、あらかじめ作られた抗原タンパク質を接種して免疫反応を起こす仕組みです。
どちらも、新型コロナウイルスそのものを接種するワクチンではありません。
・mRNAを使わないことのメリットは?
最大のメリットは、mRNAワクチンとは異なる仕組みのワクチンを選べることです。
そのため、mRNAワクチン以外の方法で接種したい方、これまでの新型コロナワクチン接種後の発熱や倦怠感などが気になっている方、ワクチンの仕組みを理解したうえで別のタイプを検討したい方にとって、別の選択肢となります。
2.組換えタンパクを利用する、従来から用いられてきた技術系統です
組換えタンパクを利用する技術は、新型コロナワクチンで初めて使われたものではなく、これまでにもさまざまなワクチンで用いられてきた技術です。
3.発熱などの全身性副反応が比較的低頻度と報告されています
臨床試験では、発熱などの全身性副反応は比較的低頻度と報告されています。
12歳以上における発熱は「1~10%」の頻度区分に記載されています。
※副反応には個人差があり、ヌバキソビッド®でも発熱・倦怠感・頭痛・筋肉痛などが起こることがあります。
4.持続的な免疫応答について研究されています
組換えタンパクワクチンでは、抗体だけでなく免疫記憶を含めた持続的な免疫応答について研究が行われています。ヌバキソビッド®についても、接種後の免疫応答の持続性に関する研究報告があります。
※ワクチンの効果や持続期間には個人差があり、mRNAワクチンより必ず長く効果が続くことを保証するものではありません。
5.新型コロナの重症化予防を目的としたワクチンです
新型コロナワクチンは、感染した場合の入院・重症化・死亡などのリスクを低下させることを目的として接種されます。
高齢の方に加え、慢性腎臓病、COPD、心血管疾患、糖尿病、高血圧、肥満、喫煙などがある方は重症化に注意が必要とされています。
※「新型コロナの重症化リスクがあること」と「60~64歳の定期接種の公費対象であること」は同じではありません。公費対象には別途、心臓・腎臓・呼吸器またはHIVによる免疫機能障害の程度について一定の基準があります。
このような方はご相談ください
・mRNAワクチン以外の新型コロナワクチンを希望している方
・過去のワクチン接種後の発熱や倦怠感が気になっている方
・自分に合うワクチンについて相談したい方
・高齢または基礎疾患があり、新型コロナの重症化が心配な方
ご予約前にご確認ください
・年齢
・お住まいの自治体
・自治体から予診票が届いているか
・過去の新型コロナワクチン接種日
・接種後の強い副反応やアレルギー歴
参考情報
厚生労働省、PMDA、製造販売元公表資料
>接種料金
公費助成対象外の方
任意接種として接種いただけます。
17,600円(税込)
・足立区にお住まいの方
定期接種の対象となる方は、
・65歳以上:無料
・60~64歳で定期接種の条件を満たす方:無料
60~64歳で公費接種の対象となる方について
60~64歳の方については、単に「基礎疾患がある」というだけでは公費接種の対象にはなりません。
次のいずれかの機能障害があり、障害の程度が一定の基準を満たす方が対象となります。
心臓の機能障害
対象となり得る疾患・状態の例として、
・重度の心不全
・虚血性心疾患・狭心症等による重度の心機能障害
・重度の不整脈
・重度の心臓弁膜症
・ペースメーカー等を使用し、心臓機能に重度の障害がある場合
などがあります。
腎臓の機能障害
対象となり得る疾患・状態の例として、
・慢性腎不全
・腎機能が著しく低下している状態
・人工透析を受けている場合
などがあります。
呼吸器の機能障害
対象となり得る疾患・状態の例として、
・慢性閉塞性肺疾患(COPD)
・肺気腫
・重度の気管支喘息
・間質性肺疾患などにより呼吸機能が著しく低下している場合
などがあります。
HIVによる免疫機能障害
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)によって免疫機能に重度の障害があり、日常生活がほとんど不可能な程度の方が対象となります。
【重要】疾患名だけでは対象かどうかは決まりません
例えば、
・高血圧
・糖尿病
・脂質異常症
・軽度の喘息
・心臓病
・腎臓病
などの診断を受けているという理由だけで、自動的に60~64歳の公費接種対象になるわけではありません。
対象となるかどうかは「疾患名」ではなく、心臓・腎臓・呼吸器または免疫機能の障害の程度によって決まります。
目安として、身体障害者手帳1級または1級相当の状態が対象です。
江戸川区では、対象となる機能障害について身体障害者手帳1級をお持ちの方が対象とされています。
墨田区では、身体障害者手帳1級相当の方が対象とされています。
ご自身が該当するか分からない場合は、まず自治体から届いている新型コロナワクチンの予診票をご確認ください。
▼ヌバキソビッド®とは?
ヌバキソビッド®は、新型コロナウイルス感染症の予防を目的とした組換えタンパクワクチンです。
2026/27シーズンの製剤は、オミクロン株XFGを抗原株としています。
mRNAワクチンとは異なる仕組みで免疫反応を起こすタイプのワクチンです。
どのワクチンが適しているかについては、年齢・持病・これまでの接種歴などによって異なるため、ご不安な方は医師へご相談ください。
▽接種方法
1回0.5mLを筋肉内に接種します。
当院では、原則として電話またはインターネットによる予約制で実施します。
【WEB予約】
こちらから予約
【電話予約】
▼他のワクチンを接種する予定がある方へ
新型コロナワクチンと他のワクチンは、医師が必要と認めた場合、同時に接種することができます。
また、現在は他のワクチンとの接種間隔について特別な制限はありません。
インフルエンザワクチンなど、他のワクチンも接種予定の方は予約・受診時にお申し出ください。
▽接種後にみられることがある症状
ワクチン接種後には、
・注射した部位の痛み
・疲労感
・頭痛
・筋肉痛
・関節痛
・寒気
・発熱
などがみられることがあります。
まれに、アナフィラキシーなどの重いアレルギー反応が起こることがあります。
また、ごくまれに心筋炎・心膜炎、ギラン・バレー症候群などが報告されています。
接種後に胸痛、息苦しさ、動悸、強いしびれや脱力などの症状がみられた場合は、速やかに医療機関を受診してください。
▼接種前に医師へご相談ください
以下に該当する方は、接種前に医師へご相談ください。
・現在、病気の治療を受けている方
・服用中のお薬がある方
・過去の予防接種で強いアレルギー反応があった方
・ワクチンの成分に対してアレルギー歴がある方
・過去のワクチン接種後に体調不良があった方
・妊娠中・授乳中の方
・その他、接種について不安がある方
当日の体調などによっては、医師の判断で接種を延期する場合があります。
▼ご予約について
ヌバキソビッド®は1バイアル2人分のワクチンです。
ワクチンを無駄なく使用するため、原則として予約制で接種を行います。電話か窓口からご予約ください。
予約日時を変更・キャンセルされる場合は、できるだけ早めに当院までご連絡ください。
▼よくあるご質問
Q.65歳未満でも接種できますか?
公費助成の対象にならない方でも、接種対象年齢等を満たす場合には、任意接種として接種できる場合があります。
任意接種料金は17,600円(税込)です。
実施する年齢については各院へご確認ください。
Q.60~64歳です。高血圧がありますが3,500円または無料になりますか?
高血圧という診断名だけでは、公費接種の対象にはなりません。
60~64歳では、心臓・腎臓・呼吸器またはHIVによる免疫機能について、身体障害者手帳1級または1級相当の重度の機能障害がある方が対象です。
お手元の予診票をご確認ください。
Q.糖尿病があります。公費対象ですか?
糖尿病があるという理由だけでは、60~64歳の定期接種対象とはなりません。
65歳以上の方は、基礎疾患の有無にかかわらず定期接種の年齢対象となります。
Q.ファイザーやモデルナとは違いますか?
はい。ヌバキソビッド®は組換えタンパクワクチンで、mRNAワクチンとはワクチンの種類が異なります。
Q.過去にファイザーやモデルナを接種していても大丈夫ですか?
過去に別の新型コロナワクチンを接種している方でも、接種条件を満たせばヌバキソビッド®を接種できる場合があります。
前回の接種日等を確認したうえで、必要に応じて医師が判断します。