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時々、ニュースなどでコロナ患者の血中酸素濃度が話題になります。自宅療養中の方の酸素濃度が低い事に気が付かなかった、看護師に送られてくる画像の数値を心拍数の方を見てしまい、実は酸素濃度は低かった、など。こういうニュースもあ…
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都内もこのところ、日中の気温が30℃までとなり、熱中症注意の報道も見られます。本来、7月に入ってからコラムにしようと思っていましたが、早めに掲載します。 下のグラフは昨年、2020年の「熱中症救急搬送状況」ですが、毎年、…
今回は「川崎病」です。小児科では最重要疾患の一つです。1967年に日本の川崎富作先生が報告し、その後、WHOで”Kawasaki Disease”と認められたのが1978年です。 1.原因不明 この病気は4歳以下に多いの…
世の中はウイルスと言えばコロナになっていますが、ウイルスの種類は無数にあります。 新型コロナ以前から保育園や小学校では子供たちを預かる責任上、感染症流行に敏感になっています。 今回はその中でアデノ・ウイルスを取り上げてみ…
野球を見ると、捕手の守備に感心します。内野ゴロの場合、内野手は1塁に送球します(もちろん状況で違います)。その際、捕手は必ずファールグランドを1塁方向に走ります。もし悪送球で1塁手が補球できない場合の備えです。プロでも「…
日本脳炎ワクチン製造中止に伴い、当院での予防接種のご予約を一時休止させていただきます。 予防接種再開の時期は現状未定となっており、再開の際はホームページにて告知させていただきます。 接種を希望されるお子様やご家族の方には…
「咳」というのは大人も子どももよくある一般的な症状です。普段の診察でもホクナリンテープ(一般名:ツロブテロール貼付薬)という体に貼る薬がよく咳の薬として処方されます。 内服を嫌がったりする子どもに「体に貼る…
小児科は全身を診る科です。その中で「口腔内所見」といい、口の中の診察で、病名がはっきりすることがあります。 子供は口の中を見(診)られるのが大嫌いです。普通、舌圧子という平たい棒で舌を抑えながらライトで喉(のど)の上下左…
赤ちゃんは授乳中や授乳後に嘔吐することが多いものです。 僕の上司は「赤ちゃんというのは、吐きやすいものだよ」とお母さんに説明していました。もちろん、胃腸炎やほかの病気がないか、診察で確認してからの説明です。 大人はお腹い…
今はワクチンといえば新型コロナワクチンの事を指すかもしれません。 新型コロナにはまだ特効薬がありません。しばらくは、ワクチンの感染防効果に期待します。しかし、ワクチンの種類や年齢などによる効果の判断はまだこれからの調査、…